センター前でシュノーケリングをした

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センターまでシュノーケリングツアーを開催しました。

センター前をご紹介すると、まず、センターが建っている土地がそもそも太古の昔に形成されたサンゴの岩盤。この岩盤は海岸線で3mほどの崖になっていて、無理やり作った階段を降りていくと波打ち際があります。波打ち際といえば砂浜を思い浮かべてしまいますが、ここも足元は硬い岩盤です。ただし、毎日波が打ち寄せいていますから、ツルッとした表面です。そこに薄ーく白い砂が溜まっています。白い砂はもちろんサンゴが砕かれて砂状になったものです。

 

水中を覗くと所々にサンゴの小さな塊があります。直径30cm以上の塊は既にサンゴが抜け出して藻に覆われた岩の塊になっています。さらによく探すと、所々に直径10cm程度の色鮮やかなサンゴがあります。岩盤の表面を薄く広く覆う茶色いサンゴがあります。このサンゴは勢いがよく、結構広い面積を占有しています。次の写真にある茶色いサンゴです。コモンサンゴの仲間でしょうか?「サンゴが復活している!」とは思うのですが、この手のサンゴが広く地面を占有してしまうとで、枝サンゴや塊状の見栄えの良いサンゴが根付く余地が無くなってしまうのではないかと心配になります。私の勝手な思いで申し訳ないのですが、やはり、色とりどりの入り組んだ(美しい)サンゴの森になって欲しいと思ってしまうのです。ともあれ、これらのサンゴたちは干潮で水位が低い時でも顔を出さずに済む深さで生活を繰り広げています。

 

30mほど泳いで水深2m辺りまで来た時、クマノミを発見しました。サンゴとサンゴのちょっとした隙間に根を下ろしたイソギンチャクを我が家としていました。クマノミはカクレクマノミやハマクマノミのようにイソギンチャクべったりではありません。結構イソギンチャクから離れたところに浮遊していることが多く、イソギンチャクへの依存度は低いように思えます。イソギンチャクに隠れんぼしている方が可愛らしく感じるのですけれど。

クマノミ

 

さらに30mほど泳ぐと、この海岸では一番魚が集まっている場所があります。

釣り人はこの場所をよく知っており、日曜日になると地元の釣り好きが崖の上からこのポイントを目がけて糸を垂らしています。一度は釣り人に頼まれ、根がかりしたいとを外してあげたことがあります。糸の先には大きめの魚がかかっていましたから、釣り人も諦めきれなかったのでしょう。

 

このポイントを離れると魚の量はぐんと減り、どうしてあそこばかり魚が集まるのか不思議な気分になります。よく似た地形は他にもあるのです。

さらに進むと水深は10mほどになり、グルクンの小さな群が泳ぎ回るようになります。岩盤を覆う砂地も少しずつ厚さを増し、「砂地」と呼べるほどの景色に変わります。砂の厚みがどのぐらいになるとハゼが巣を作るのか、気になるところです。

このぐらいの深さになるともうシュノーケリングを楽しむ水深とは言えなくなります。

 

お客様の印象に一番残ったのは、やっぱりクマノミだったようです。