ニンガチカジマーイ

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午前中は雨が降っていたのに午後はポカポカ陽気に変わった。今年の年末年始は長雨、その後は寒い日が続き、1月終わり頃からなにやら暖かい日が続いている。とは言え、ずっと暖かいのではなく寒い風が吹くときもある。

 

夏は南風、冬は北風。

伊良部島の風向きははっきりしている。季節の変わり目は前線が通過するたびに風向きが変わるのだけど、一週間ほど前、突風が吹き荒れた。

今日は暖かな南風だ思っていたら、突然、雨と共に強烈な西風が吹き荒れてガレージの中の物干しが飛んでしまった。しばらく吹き続いた突風はやがて落ち着き、冷たい北風になっていた。突風前と真逆である。

 

数日後、区長さんが「広報みやこじま」を届けてくれた。

伊良部地区の集落から少し離れたマリンセンターには、わざわざ区長さんが広報を届けてくれる。運動会のお誘いやら新年会のお誘いやらも、こうして区長さんがまわってくれる。新人島民には本当にありがたいことだ。区長さんに先日の突風の話をすると、

 

「昔からニンガチカジマーイと言って突風が吹いて船がひっくり返ることがある。佐良浜の漁師も船を出さない」

 

のだそうだ。僕にはニンガチカジマーイが聞き取れなかったので、この方言は今ネットで調べなおしたばかりなのだけれど、そこには旧暦の2月(新暦3月)に吹く突風のことで台湾近辺にできる東シナ海低気圧が原因と書かれていた。

 

宮古島では2月を休みにしてしまうダイブセンターが多いというが、こういう自然現象もその理由の1つかもしれない。それにしても今は2月。一ヶ月ずれているのはやはり温暖化のせいなのだろうか。