宮古島のダイビングは冒険気分で

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1月末からテックダイバーが伊良部島マリンセンターに宿泊をしていました。今回はテックダイビングに来たというより、宮古島の綺麗な海に潜りたいという音が目的なのだそうです。

 

しかし、装備を見ると明らかにテックダイバー。

ハルシオンのステンレスハーネスに、どこのものかわからないドーナツ型ウィング、ロングホースのプライマリーセカンドにネックレスのセカンダリー。このレギュがファーストはSプロ、セカンドは2つともAPEKSという手作り感満載の組み合わせです。そして、フォースエレメントの新型アルゴノートのドライスーツ。マスクを前後ろにひっくり返して被れば、誰が見たってテックダイバーです。ただし、シングルシリンダー。

 

どのダイビングも大変満足していただけましたが、特にお気に入りだったのは一ノ瀬ホール陸エントリーのようでした。

アダンのジャングルを抜け、サンゴゴツゴツの岩場を降り、水深50cmのリーフを4分ほど泳いだところにある縦穴からエントリーするという代物。縦穴の縁に腰掛けてのんびりマスクをすすぐ事だってできるほどの浅さの穴の深さは水深10mほどで、この穴はすぐに横に続きます。穴といっても狭いのは入り口だけです。クレバスに天井があるような地形で、穴に入ると向こうに明るい広場が見えます。以前はこの広場にも天井があり、暗闇の中だったのですが、いまは天井が落ちて明るい光が十分差し込んで来ます。

 

写真はこの細長い広場で撮影したもので、さらに深い場所から戻って来て一服している場面です。この広場は帰り道の方が美しく思えるかもしれません。そして出来るだけ少人数で出かけるべきです。波の影響を受けないこの広場が静寂に包まれているからです。リブリーザーでここにたたずむと、震えがくるほどの静寂を感じます。

 

広場の先、というより下にはさらに洞窟が続いています。水深30m近くまで潜るとその洞窟がとても広いホールに繋がっていることがわかります。

このホールはとても広く、直径は30m以上あると思います。ホールの奥には外海に出る切れ目が1つ、天井にもようやく人が通れほどの穴が1つ空いています。入り口と合わせて3箇所から光が入るので、真っ暗ではなく、入り込む青白い光がとても幻想的な雰囲気を醸し出しています。

 

ボートでも簡単に来ることができますが、得られる感動はビーチエントリーだと、ここで潜ったダイバー全員が口を揃えていいます。少し苦労して手に入れた絶景、どこへ続くんだろうというワクワク感、あとこちから差し込む青白い神秘的な光、最後に到達するとてつもなく広いドーム。満足度の高い冒険です。

ビーチダイビングは山からエントリー
穴の中はくらい
途中にある静寂の広場