宮古島ダイビングポイント マリンレイク

宮古島のビーチダイビングポイント「マリンレイク」探検隊

ダイビングは冒険だ!

マリンレイクの地図

皆さんが今までに経験したことがないような特別なダイビングをご紹介します。

 

名付けてマリンレイク陸エントリーバージョン。

 

宮古島の有名なボートダイビングポイントであるマリンレイクに、陸からエントリーするという冒険ダイビングです。宮古島のポイントと言われるマリンレイクですが、実際には下地島の西海岸に位置しています。伊良部島マリンセンターから車で10分ほどで行くことができます。

 

このダイビングは今まで経験してきたボートダイビングでも、伊豆海洋公園や大瀬崎のようなビーチダイビングでもありません。陸にある池から潜る不思議なダイビングです。午後からの1ビーチダイブで楽しめるポイントですから、宮古島でのダイビング計画に組み込んでおいてください。

ワクワク感が止まらない

意外すぎるエントリーへの道

このダイビングは水中探検物語です。物語はときどきレンタカーが通過する道路でのセッティングから始まります。

 

道路でセッティングして未舗装の脇道に入っていくと、道はやがて獣道のようになります。海が近いことは想像できますが、どこからも海を見ることはできません。さらに進んでアダンの低木が広がる草薮に分け入っていくと、やがて目の前に小さな池が飛び込んできます。

 

この辺りの岩は全て大昔のサンゴです。

サンゴの岸壁だったこの場所に広い地下洞窟が形成され、ある日とつぜん地面が陥没して池になったのでしょう。

 

池に降りると水深は浅くて水底が見えるほどの透明度があります。

泳いでいるのは海の魚。ここは海につながった池なのです。

マリンレイク全景

マリンレイクの全景

洞窟内に差し込む光が美しい

池から続く洞窟に入ると透明度はぐっと上がってきます。潮の満ち引きによって海水が入れ替わるからです。

 

マリンレイクの洞窟には前も見えないような真っ暗な場所はありません。行き先を示すように、洞窟内はどこかに必ず光が差し込んでいます。ですから、水中ライトがなくても探検することはできますが、魚を観察したり、ちょっとした窪みを覗いてみたりするにはライトが必要です。

 

写真の場所はメインホールと言える広場です。

この広場は天井が陥落していて十分な光が水中まで届きます。この洞窟全体を通して言えることですが、差し込む光の美しさを楽しみたいなら午後のダイビングがオススメです。午前中は天井の穴が島影になり、差し込む光が弱いからです。

洞窟を進むと幅が狭くなってきます。このあたりは洞窟の住人であるアカマツカサが大群で群れをなす場所です。暗いところを好む魚らしく、光を当てると体は鮮やかな赤に輝き、クリクリと大きな真っ黒い目が特徴的です。

 

この先が最も美しい場所かもしれません。

洞窟の出口です。

濃く青い宮古島の海の色が一際美しく見え、洞窟という緊張感から解放される瞬間です。

マリンレイク

洞窟内の広場に差し込む光。この洞窟はところどころ光が差し込み、完全に真っ暗な場所はない。光を楽しむなら午後のダイビングがオススメ

ダイビングの注意事項は?

水中ライトを忘れずに

水中ライトがなくても楽しめる洞窟ですが、自分の位置をバディに知らせるためにも水中ライトは必須アイテムです。少なくとも一人一本の水中ライトを忘れずに。

うねりと引き潮に注意する

外海への出入口が狭いため、外海の影響を受けにくい洞窟です。外海が荒れてボートが出せないような時でもここに潜ることはできますが、重要な注意点があります。最初の広場で潮の動きを感じたら、奥の細道までは行かないことです。広場では小さなうねりでも狭い通路では激しい動きに変わります。このような時は、常に水の動きに気を配り、楽しむのは洞窟内だけにします。

 

大潮などで引き潮が強い時間帯も注意します。

このような時の奥の細道は外海に向かう流れができています。洞窟内に戻る時はこの流れに逆らうことになりますから、やはり水の動きには注意しておきます。無理は禁物です。

こんな時はダイビングを中止する

台風などで波が高い時は池の上から水面の様子を観察しておきます。うねりの影響が強い時は池の水面の高さが変化していることがわかります。エントリー口の水際を観察すると特によくわかります。変化がはっきりしている時は、広場より奥には行けないと考えておくべきでしょう。